[Android] Amazon KindleとAndroid

Amazon Kindle 2」の出荷が2月24日から開始される。Amazon.com最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏が米国時間2月9日、ニューヨークのモーガン博物館・図書館で発表した。

同時に、Googleの携帯電話向けOSである「Android」上に作成されたAmazon.comミュージックストアは、音楽販売で巨額の売り上げを計上しつつある。Googleは、この件に関し、具体的な数字を発表したり、コメントしたりすることを差し控えたが、筆者の情報筋によると、レコード会社はAndroid端末での楽曲の売り上げについて「大変満足」しているという。また、調査会社IDCのアナリストであるSusan Kevorkian氏によると、Googleは、検索機能を使用してユーザーが音楽を探したり購入したりする手助けをして、いつか巨大市場に進出する可能性があるという。

Amazon.comKindleで提供される書籍のすべてを携帯電話向けにも提供するのかは、現時点では不明である(「Kindle Store」は現在、23万点の電子書籍を販売している)。Amazon.comの広報担当であるDrew Herdener氏は、同社がKindleで提供される書籍を「さまざまな携帯電話で」利用可能にしようと作業中であるとだけ述べている。

 折りしも米国時間2月5日にはGoogleが、「Google Book Search」で利用できる書籍が、「iPhone」や「Google Android」を搭載した「T-Mobile G1」でも閲覧できるようになったと発表している。

Amazon Kindle 2。これは、見ただけで欲しくなりますね。やっぱり、テレビと一緒で、薄型というのうは、心をひくものがありますね。特に、電子ペーパーは、薄さという意味では、人々の期待をひくものがあると思います(実際は、なかなか難しい課題がいろいろあるとは思いますが)。KindleにAndrodidというのは、十分ある選択肢だとは思います。でも、それには、ユーザーインtフェースの工夫がかなり必要だと感じています。すなわち、電子ペーパー上では、タッチパネル的な操作が、パネルの応答性の観点から、ほとんど、不可能だということです。僕としては、通常のタッチパネル式のディスプレイと、電子ペーパーデュアルディスプレイのようなものに可能性があると感じています。小さくて応答性の高いディスプレイで概要をみて、じっくり読みたい部分のみ、大きな電子ペーパーで表示する。その二つを搭載して、なおかつ、薄さを追求できれば、かなりいけるような気がしています。
 僕としては、このあと、Amazonのサービスと、Androidがどのような連携をとっていくのかというのは、ものすごく、興味深い分野だと感じています。