[Android] Windows Marketplace for Mobileと、Ovi Store

マイクロソフトは、スペインで開幕した携帯電話展示会「Mobile World Congress 2009」において、新たな携帯電話のコンセプト「Windows phones」を発表した。最新バージョンの携帯電話向けOS「Windows Mobile 6.5」と、新設する「My Phone」「Windows Marketplace for Mobile」という2種類の無料サービスを連携させる。いわば、同社が標榜する「ソフトウエア+サービス」を携帯電話上で実現させるものだ。2009年末までに、台湾HTCと韓国LG電子Windows phonesに基づいた製品を出荷する予定である。

フィンランドノキアは2009年2月16日(現地時間)、スペインで開幕した携帯電話展示会「Mobile World Congress 2009」において、報道陣向けの説明会を開催。この中で、新モデルとしてスマートフォンNokia E75」「Nokia E55」の2機種を発表。加えて、「Ovi Store」と呼ぶアプリケーション配布サービスを開始することも明らかにした。同社の携帯電話上で動作する各種アプリケーションを、携帯上で手軽に検索してダウンロードできるサービスだ。

 当然のごとく、マイクロソフトノキアも、「App Store」や、「Android Market」に対抗して、「Windows Marketplace for Mobile」と「Ovi Store」をだしてきましたね。このさき、マーケットプレースがどのような展開を見せるのか、非常に気になるところです。
 Store二つに、Market二つですね。言葉のニュアンスの違いは、正確にはわかりませんが、Marketのほうが開かれている感じがして、僕は、好きです。でも、Storeのほうが、お店の性格がしっかりしていそうに感じてしまうのは、思いこみのせいでしょうか?
 Android Marketに関して言えば、最近問題になっている欧米以外での課金の問題は、早く、クリアになって欲しいなぁと感じています。また、登録されているアプリケーションの質を、どうやって上げていくのかといった側面でも、対応が必要だと感じています。でも、この課題自身に、Androidならではのビジネスチャンスがあるような気もしています。日本Androidの会のマーケットプレースワーキンググループでも議論がありそうですね。