[Android] Windows Phoneも頑張ってきていますね

モバイルでは古参ながら、このところ米Appleの「iPhone」や米Googleの「Android」に話題を奪われている米Microsoft。古くからのライバル、英Symbianも、オープンソース団体「Symbian Foundation」として、これまでのプロプライエタリからオープンソースへと戦略を180度変換したことから、Microsoft次の一手に注目が集まっている。

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 Androidのようなオープンソースコードの場合、画面サイズなど端末の違いに対応できないという欠点があります。ある端末用に作成したものは、他のメーカーの端末ではそのまま使えません。端末メーカーやキャリアは、個々の端末に対してカスタマイズが必要となり、開発作業とコスト負担が増します。これは、Googleが明らかにしていない点です。

 われわれは、一貫性のある土台を提供し、キャリアや端末メーカーがカスタマイズできるオープンプラットフォーム戦略をとります。ここでは、OSをライセンス取得するだけです。また、開発者も容易にアプリケーションを作成できます。この一貫性は、われわれの戦略の鍵を握る部分です。

オープンソースだから、「画面サイズなど端末の違いに対応できない」というのは、ちょっと飛躍がありますが、「オープンソースだからいろいろなカスタマイズ版が登場して、互換性の問題が発生する」という可能性は確かにありますね。この問題は、日本Androidの会でも、かなり初期から議論されている問題です。この議論に対する一つの方向性は、「多様性」こそがAndroidのメリットなので、その裏側の問題だけを議論してはいけない」というところだと思います。たぶん、多少の混乱はあると思いますが、Andyさんがいっているように「強いものが残る」だろというのが、今の認識です。それは、いくつかの機種が登場して、よいアプリケーションがサポートしている構成がマジョリティを占めていくのか、あるいは、画面の構成が変わっても、「開発作業とコストを低く抑える手法」が登場するかのどちらかかもしれません。
ただ、携帯端末における画面の大きさに限っていえば、それなりに収束してきているので、それほど大きな問題にならないのではないかと感じています。少なくとも、QVGAは、サポートしない方向で動いていますよね…