[Android] Simeji 成長しました

iPhoneからAndroidケータイに乗り換えた人はそういないと思うが、Androidケータイでフリック入力がしたい、という人は少なからずいるのではないだろうか。そんな人に便利なアプリを紹介しよう。
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 simejiは、慶應義塾大学の理工学研究科で開発された、ユーザー参加型の日本語入力システム「Social IME」のWeb APIを辞書として使うIMEで、変換効率もなかなか高い。Social IMEを使うには、文字を変換する際にインターネットに接続している必要があるのだが、電波の届かない場所ではオムロンソフトのOpenWnnを使う仕様になっており、地下鉄の中でも安心して利用できる。

 開発者のadamrockerさんはブログのコメントやTwitter上でのやり取りから、どんどんsimejiの機能を向上させており、今まさに進化の渦中にあるsimeji。昨日アップデートしたはずなのに、今日もまたアップデートが公開されている、なんていうこともあるほどだ。

OpenWnn対応のSimejiをAndroid Marketに登録しました。

もう、すっかり成長して、IMEの定番となったSimeji。フリック入力だけではなく、マッシュルームというマッシュアップ機構、そしてランチャー機構まで備えた、本格派IMEです。
Androidを使う人にとって、短時間で短文を入れられるかというのは、Androidを使い続けるかどうかという視点では、かなり大きなポジションを占めてくると思います。そして、文字の入力という基本的なユーザーインタフェースに、マッシュアップというAndroidの得意とする機構を入れてきたところに、大きな可能性を感じます。
そして、adamrockerさんも言っていますが、「IMEをも自由に選択できる自由度がAndroidの魅力の1つ」なのです。