実際に手を動かす技術者は下請けとして言われたものを作ることに甘んじており、この構造によって技術的に面白い製品が生まれない

日本でIT技術者として働くことは必ずしも高い見返りを得られるものではありません。ゼネコン型の産業構造において、営業力とブランドに優れた元請けが利ざやを抜く一方、実際に手を動かす技術者は下請けとして言われたものを作ることに甘んじており、この構造によって技術的に面白い製品が生まれないことは、多くの識者および今回お会いしたベンチャー投資家の方からも指摘されました。

とても、よい記事だと感じました。
実際に手を動かして物を作り上げることの大切さが、どんどん、過小評価されていることを実感しています。アイデアを考える力と、それを実現する力は、現実を作り上げるための表と裏であり、それを切り離して考えようとする思考パターンが問題なのではないかと感じています。