こうしたiPhoneのビジネス環境の良さは,現時点ではGoogle社の「Android」とは対照的,と言わざるを得ない。「Androidには,iPhoneのような数百万台という出荷実績がない。というか実機自体がない。アプリの配布プラットフォームの詳細も不明。これでは,開発環境としていまいち燃えない」(前述のソフトウエア会社の社長)というのは,多くの開発者に共通する思いだろう。あくまで現時点では,の話だが。
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Android
iPhoneと
Androidの違いは、CloseとOpenの違いなのだと思う。CloseとOpenでは、違った種類の
イノベーションが発生するし、
イノベーションはたくさんあったほうが楽しい。だから、個人的には、あまり比較しないほうが良いと思う。(でも、どんどん議論はするべきですが)
たぶん、洗練されたテーマパーク的な
イノベーションは
iPhoneからたくさんでてくると思う。でも、泥臭くて実用的な
イノベーションは
Androidからでてくると思うよ。
それに、もし、小さな組み込み機器で
Androidが使われれば(間違いなくもう使われているのだけど)、台数は、
iPhoneとオーダーが違ってくるよね。