オセロの4スミ

オセロの4スミのうち3スミを米国の企業が埋めたと感じている。iPhoneを持つアップル,Androidのグーグル,米マイクロソフト,そしてノキアだ。ノキアフィンランドの会社だが,会社のトップが米国に住居を移しており,もはや米国企業になりつつある。携帯電話のアプリケーション開発はオープン化へと向かっている。この局面をひっくり返すのは難しいのではないか。
CPUの処理能力,メモリー,バッテリなど,以前よく言われていた携帯電話特有の制限は,もはやなくなったと考えるべきだ。これからはソフトウエアとサービスで勝負するしかない。

 こうした状態になると,Webのサービスに強みを持つシリコンバレーの企業は俄然力を発揮する。日本が携帯電話先進国と言われていた時代はもう終わり。これからは,携帯電話産業の中心が米国に移っていくことは間違いない。

オセロの4スミを一つづつとったということは、誰もすみを取っていないのと一緒のような気がする。あと、帯電話特有の制限はなくなったけど、携帯電話特有の特徴はあるとおもう。その意味では、日本が携帯産業ができることは、きっとたくさんあると思うよ。