[Android] 中毒性が高いのだ

iPhoneAndroid G1をよく見る、つまり落ち着いてじっくり調べると、これらが次世代パーソナルコンピュータを象徴していることが分かる。

両製品の方が接続性に優れ、興味深いアプリケーションも動作し、ビジュアル度も高く、必要とされる機能部分は10年前の PC に勝る。

確かに、これらを使って長編小説を書くようなことはないだろうが、これらのデバイスを持っている人たちは、PC の有無にかかわらずこれらを一緒に持っている。Blackberry を「クラックベリー」と呼ぶのも理由がある。いずれも中毒性が高いのだ。

 「ネットワークにつながっている状況」が「中毒性が高い」のは、インターネットが世に出た時から周知の事実でした。実は、さらにその症状を加速するのが、モバイルインターネットの世界なのです。いままで、部屋の中で閉じていた中毒患者が、町の中に出没する世界がどのようになるのか、想像してみるのは楽しいかもしれません。
 僕としては、それは、悪い方向ではないかもしれないと考えています。それは、部屋の中のインターネット接続と、外の世界のインターネット接続は、なにか違う要素をもっている気がするからです。すなわち、外の世界には、仮想的な世界ではなく、実際の場所、実際の人との触れ合いがあるからです。「ネットをもって街に出よう」みたいな感じですかね?で、その状況が定着してから、「ネットを捨てよ町にでよう」みたいな世界を目指すのがよいかと…