[Android] AndroidをMIPSに移植

このほかにも解決しなければならない点がある。Androidがオープンソースだからだ。Androidのソース・コードは、ソフトウエア開発キットのバージョン1.5を最近公開したAndroid 普及促進団体「Open Handset Alliance」が管理している。EAS社は要求に応じて、Au1250上でAndroidを動かすために必要なすべてのコードを共有する考えだが、その具体的な方法が明確になっていない。

　同氏は、「プロジェクトの現在の構成は、新しいプロセッサのアーキテクチャをサポートすることに対する配慮が欠けている。このため、開発コミュニティと協力して検討することになるだろう」という。

　ARM以外の組込み向けの各種CPUに対するポーティングがちゃくちゃくと進んでいるようです。今のところX86へのポーティングが一番進んでいるようですが、この記事にあるようなMIPSや、SH系の移植の話も伝わってきています。
　ただし、やはり、まだまだ、情報が少ないし、リポジトリのポリシーなども今後の課題のような気もします。日本Andoridの会の組み込みワーキンググループでも、いろいろな情報が展開されています。今後の進展に注目しましょう。