[Android] ファイルやフォルダのようなコンピュータっぽい概念がなく、指だけで直感的に操作できる...だけではない

おそらく、どれも外れてはいないと思うが、心の底では「iPhoneにとても良く似ているという印象でした」という言葉がひっかかっていた。要するに、舞台裏の思惑こそ異なるものの、「iPhoneみたいな世界」を提供するのがAndroidだと、わたしも思っていたのだ。ファイルやフォルダのようなコンピュータっぽい概念がなく、指だけで直感的に操作できるところなど、Windows Mobileなどとは一線を画するという点では一致しているのだが。

 ところが、この「AndroidiPhoneに似たもの」説は、どうも根本的に間違っていたようなのだ。

たぶん、iPhoneAndroidは、やり方が違っているだけで、同じような方向を目指しているのは間違いないと思います。ユーザーという視点で見ると、非常に多くの点でiPhoneが優っている部分がたくさんあるようにも感じます。でも、この記事に書かれているに様に、インテントによる連携は、Androidの一つの魅力になると感じています。
例えば、僕がいま愛用しているTwidroidというTwitterクライアントは、画像表示用のギャラリーからも、ブラウザの共有のあアプリからも、とても自然に起動することができます。たとえば、ブラウザで見た記事をTwitterでつぶやくときにも、つねにお気に入りのクライアントを使用できるということなのです。
もちろん、自分で書いたアプリを、既存のアプリから呼びだすことも簡単にできます。たぶん、開発者から見ると、このあたりの仕組みは、とても魅力的に感じます。今度のハンズオンセミナーでは、このあたりの仕組みもやってみたいなぁと考えています。