Learn HTML5 and JavaScript for iOS

Learn HTML5 and JavaScript for iOS概略訳 *1

シンプルなモバイルWebアプリのすごいアイデアを思いつきましたか?あるいは、より高度なモバイルWebアプリのアイデアを思いついたかもしれませんね。どちらの場合でも、"Learn HTML5 and JavaScript for iOS" がiPhone, iPad, iPod touchのアプリを構築して、チューニングして、公開する方法をお助けします。Scott Prestonが、現実的なサンプルを使ってスクラッチからモバイルWebアプリを構築する手順を案内します。この本を読むことで、設計上の重要な点、モバイルWebのフレームワーク、そして、キャンバスを使ったグラフィックスや、アニメーションのようなHTML5の機能を学ぶことができます。また同時に、多くのプラットフォームに対応するアプリのカスタマイズ方法や、テストやパフォーマンスチューニング方法紹介します。

  • HTML5, JavaScript, モバイルウェブフレームワークの概要を理解する
  • iOS上でのユーザー操作性やパフォーマンスチューニングのこつを発見する
  • イメージ処理、アニメーション、そして、位置情報操作のような色々な機能を深堀する

参考データ

Learn HTML5 and JavaScript for iOS: Web Standards-based Apps for iPhone, iPad, and iPod touch

Learn HTML5 and JavaScript for iOS: Web Standards-based Apps for iPhone, iPad, and iPod touch

      • By: Scott Preston
      • Publisher: Apress
      • Pub. Date: May 02, 2012
      • Print ISBN-10: 1-4302-4038-5
      • Print ISBN-13: 978-1-4302-4038-9
      • Pages in Print Edition: 292

コメント

やはり、技術のトレンドは、HTML5JavaScriptに流れています。そうするとデザインは必然的にCSSへと向かっていくので、ネイティブアプリにWebデザイナーの力が発揮できる領域が広がっていきます。たぶん、このデザイナーの力が、技術の方向性を決めているのではないかと想像しています。
開発者の観点としては、ネイティブアプリとWebアプリのどちらで作るのかという議論がよくあります。しかし、それらは一長一短があるので、単純に比較するのはとても危険だと感じています。一般的に言われている「ウェブアプリにすればiOSもAndoridも同時に対応できる」という議論は、「作成するアプリにより対応できるかどうかは異なる」というのが現実的な見解だと感じています。特に、ユーザビリティを向上させたい場合には、Webアプリをチューニングする方が、ネィテブアプリでチューニングするよりも苦労するのではないかと感じています。

*1:このOverviewは、Safari Books Onlineの対応する書籍のOverviewを概略で翻訳したものです。省略や意訳もありますので、詳細はオリジナルページを参照してください