マイクロソフトクラウドのプログラミング: Windows Azure™ と Office 365
"Programming Microsoft's Clouds: Windows Azure™ and Office 365" 概略訳 *1
Azure と Office 365を中心に様々な形態のクラウドの話題を取り扱います。
企業が、エネルギーと資産を節約する現実的な手法として、クラウドコンピューティングの潜在能力に気がつきはじめています。本書は、他の書籍にはない広範囲のクラウド関係の話題を深く紹介します。本書では、クラウドサービスが実際に使用した分だけしか課金しないという仕組みを考察することで、ビジネスの要求に応じて簡単にクラウド上の資源を調節できるということを説明します。クラウドコンピューティングの解説の後には、自社のクラウド環境をどのように構築すればよいかを理解し、そして、Office365とAzureのすべてを学んでいきます。
- 様々な形態のクラウドの話題を考察し、クラウドコンピューティングがどのようにビジネス上のエネルギーと資産を節約するかに注目します
- 自社のクラウド環境をどのように構築すれば良いかを示します
- Office365を解説します。これには、インフラサービス、SharePoint 2010 オンライン, SharePoint オンライン開発, Exchange オンライン開発, Lync オンライン開発が含まれています
- Azureについて解説します。これには、セットアップの方法、Blobストレージの使いこなし方 、Azureアプリケーションのプログラミング、デバッグ方法が含まれます
- いつAzureを使用して、いつOffice365を使用するのがよいかのアドバイスを示し、両方を使ったハイブリッドソリューションを考察します
この有用な書籍を利用して、AzureとOffice365の潜在能力を存分に引き出してください。
参考データ
Programming Microsoft's Clouds: Windows Azure and Office 365 (Wrox Programmer to Programmer)
- 作者: Thomas Rizzo,Michiel van Otegem,Zoiner Tejada,Razi bin Rais,Darrin Bishop,George Durzi,David Mann
- 出版社/メーカー: Wrox
- 発売日: 2012/05/29
- メディア: ペーパーバック
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- Programming Microsoft's Clouds: Windows Azure™ and Office 365
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- By: Thomas Rizzo; Razi bin Rais; Michiel van Otegem; Darrin Bishop; George Durzi; Zoiner Tejada; David Mann
- Publisher: John Wiley & Sons
- Pub. Date: June 5, 2012
- Print ISBN: 978-1-118-07656-9
- Web ISBN: 1-118-07656-7
- Pages in Print Edition: 600
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コメント
個人的には、職場でMicrosoft製品には食傷気味なのですが、やはり、そのポテンシャルは異常なほど高いので、情報として触れないわけにはいかないというのが正直なところです。
Windows開発者にとっては、使い慣れた環境や言語でクラウドサービスが開発でき、企業にとっては今までのWindows上の資産を活用できるというメリットを考えると、十分な底力があります。ただ、何を使うかよりも、何をやるのかといった点が重要なので、まずは、クラウドサービスの本質的なメリットと、その制約を考えるところから始めるのがよいのかもしれません。
*1:このOverviewは、Safari Books Onlineの対応する書籍のOverviewを概略で翻訳したものです。省略や意訳もありますので、詳細はオリジナルページを参照してください