[Android] 消費者がAndroid搭載ネットブックを購入するかどうかはまた別の問題だ。

電話など組み込みコンピューティングデバイス向けにLinuxを提供しているWind River Systemsは、Androidをサポートする独自事業のために新しい従業員を雇い入れてきた。同社は携帯電話以外にもカーナビなどさまざまな機器でAndroidを利用できるとみている。

 Linux搭載のネットブックはすでにあるため、Android搭載も技術的には無理なことではないが、消費者がAndroid搭載ネットブックを購入するかどうかはまた別の問題だ。ただ、興味を示しているところはある。ネットブック「Eee PC」のメーカーASUSTeK Computerは、Androidを製品ラインに加えようと取り組んでいるし、MotorolaからスピンオフしたチップメーカーのFreescaleもネットブック向けAndroidというアイデアに意欲的になっている。

Android搭載ネットブックを考えるときに、タッチパネルの操作をどう生かすのかとか、スタック式の画面制御をどう扱うのかというあたりがポイントのような気がする。
Androidの画面は、基本的に、一つの画面に一つのウィンドウが出ているのが基本になっていると思う。ネットブックでもこの考え方を踏襲するのが正しいのか、複数のアプリのウィンドウを同時に表示するとどのような操作性になるのかを、少し考えてみるべきかもしれない。