エンジニアのためのコミュニケーションスキル
"Communication Skills for Engineers, Second Edition" 概略訳 *1
新しい"エンジニアのためのコミュニケーションスキル"第2版は、個人的、社会的、専門的な分野を含む、生活のすべての領域に置ける人間関係のコミュニケーションに対する、言語的な理解と洞察をもたらします。本書は、効果的なコミュニケーションは、「適切な態度を伴うスキルの正しい組み合わせ」を使った結果としてもたらされるということを前提としています。
参考データ
Communication Skills for Engineers
- 作者: C. Muralikrishna,Sunita Mishra
- 出版社/メーカー: Pearson Education India
- 発売日: 2011/06/01
- メディア: ペーパーバック
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- Communication Skills for Engineers, Second Edition
コメント
基本的に、技術者はコミュニケーションが苦手な人が多いような気がしていますが、ものを作る作業にはかならずコミュニケーションが必要です。この本の目次を見ると、「ボディーランゲージ」、「傾聴」、「創造性とマインドマップ」など、面白そうな話題があります。また、概要の「効果的なコミュニケーションは、適切な態度を伴うスキルの正しい組み合わせ」であるという部分に魅力を感じます。
個人的には、コミュニケーションスキルもエンジニアリングスキルの一部だと感じています。そう感じる一つの理由に、ソフトウェア開発においては、ソフトウェアのアーキテクチャと組織の構造を一致させるという原則があります。この理由は、ソフトウェアのモジュール間のインタラクションは、そのモジュールを設計しているチーム間のインタラクションそのものだからです。このあたりの感覚は、チームでソフトェアを設計したことのある人ならば実感できるはずです。そういった意味で、エンジニアのコミュニケーションスキルを向上することは、よいソフトウェア設計につながっていると信じています。
が、なかなか、難し問題ですね…
*1:このOverviewは、Safari Books Onlineの対応する書籍のOverviewを概略で翻訳したものです。省略や意訳もありますので、詳細はオリジナルページを参照してください