UXの本

"The UX Book" 概略訳 *1

本書は、ユーザーエクスペリエンスの質を確保するインタラクションデザインの包括的なテキストです。幅広さと深さを兼ね備えた実践的なアプリケーションを用いて、時間の評価、プロセスとガイドラインアプローチを使用して、HCI (ヒューマン - コンピュータ - インタラクション)の概念と定理を基礎として、実践的な手法と技術を読者に提供します。
本書では、UXライフサイクルを通して解説を行います。これには、状況の取得と分析、要求の抽出、概念化の設計と創出、実践的な製品のデザイン、プロトタイプ、UXの評価が含まれています。開発行程は、専門職からプロセスを通して手渡されます。本書で紹介されるライフサイクルのテンプレートの概念は、大規模な企業内の開発から、商用のプロジェクトまで、どのようなプロジェクトの環境へも適応させることができます。

学生も専門家も同様に、ユーザーエクスペリエンスの質を確保するインタラクションデザインを作り出したり見直したりす方法の理解と知識を去ることができます。

本書の詳細は、http://theuxbook.comを参照してください。

  • 広範囲のユーザーエクスペリエンスを取り扱います。これには、コンポーネントユーザビリティ、役立ち度、また、ラピッドUX評価技術や、アジャイルUX開発プロセスのようなライトウェイトな手法によって、注目を集める感情的インパクトを扱う方法が含まれます
  • 全般に適用可能なプロセス、原理、ガイドラインを解説します。ガイドラインはWebやGUIだけではなく、擬人的インタラクション、モバイルデバイス、ATM、冷蔵庫、エレーベータの制御、さらには、高速道路の信号な、すべてのデバイスと様々なインタラクションが含まれます。
  • すべてのインタラクションの観点でサポートに必須の様々な種類のアフォーダンスの状況に適用可能な広範囲のデザインガイドライン
  • UX専門家によって寄稿された現実の具体例
  • UXのベストプラクティスと確立された現実的なガイド
  • 与えられた予算とシステム開発のタイプ、プロジェクト用に変更して実現かのなライフサイクルテンプレート

参考データ

The UX Book: Process and Guidelines for Ensuring a Quality User Experience

The UX Book: Process and Guidelines for Ensuring a Quality User Experience

  • The UX Book
      • By: Rex Hartson; Pardha S. Pyla
      • Publisher: Morgan Kaufmann
      • Pub. Date: January 1, 2012
      • Print ISBN-13: 978-0-12-385241-0
      • Web ISBN-13: 978-0-12-385242-7
      • Pages in Print Edition: 968

コメント

ユーザーエクスペリエンスというと、つい、学術的なものか、測定不明な感覚的なものを想像しがちです。でも、いろいろなアプリを見ていると、よいアプリ、悪いアプリというものが存在し、それは、ユーザーエクスペリエンスというものが存在している証拠だと感じています。とても興味があるけれど尻込みしてしまうという分野ですが、時間をみつけて少しずつ取り組んでいきたいと考えています。ちなみに、この本は、968ぺーじというかなりの大作なので、読みきるのは、かなり大変そうです。

*1:このOverviewは、Safari Books Onlineの対応する書籍のOverviewを概略で翻訳したものです。省略や意訳もありますので、詳細はオリジナルページを参照してください